「自動運転レベル5」に関連する日本株・投資信託の銘柄をまとめました。
随時、銘柄・情報を追加・更新していく予定です。
「自動運転レベル5」とは
自動運転レベル5は、「全ての運転操作を自動化した状態。まだ未定の内容も多いが、このレベルではハンドルなどの運転装置が一切ないクルマも考えられる。 」とされています。
(参照:国土交通省自動車局 先進安全自動車推進検討会「先進安全自動車(ASV)推進計画 報告書 -第6期ASV推進計画における活動成果について- 資料編」)
自動運転レベル5は、走行場所等の制限なくドライバーなしで車の運転をすることができる状態であり、「完全自動運転」とも言われています。自動運転の究極形といえるでしょう。
「自動運転レベル5」に関連する日本株
トヨタ紡織(証券コード:3116)
トヨタ紡織は、シートや内装品などの自動車部品を製造しているメーカーです。
2023年1月にアメリカ・ラスベガスで開催された電子機器の見本市「CES2023」において、自動運転レベル5の時代における車室空間コンセプト「MOOX」を展示しました。
(参照:トヨタ紡織、「CES2023」に出展)
HEROZ(証券コード:4382)
HEROZは、AI技術を活用したサービスを提供している会社です。
HEROZは2024年7月、Turing(チューリング)に出資したことを発表しました。チューリングは、完全自動運転車の実現を目指し研究開発・販売に取り組むスタートアップ企業です。HEROZはチューリングに対して、HEROZが保有するAI技術でシナジーがある領域で今後も支援をする、とのことです。将来チューリングの自動運転車が実用化した場合、HEROZのAI技術がチューリングの自動運転車に採用される可能性があります。
(参照:HEROZ、完全自動運転車の開発と販売を行うTURING株式会社に出資 – HEROZ株式会社(ヒーローズ))
いよぎんホールディングス(証券コード:5830)
いよぎんホールディングスの子会社・いよぎんキャピタルは、2022年設立のスタートアップ企業・KGモーターズに出資しています。
(参照:2025年に超小型モビリティ量産販売を目指すKGモーターズ、プレシリーズAラウンドにて3.8億円の資金調達を実施 | KGモーターズ株式会社のプレスリリース)
KGモーターズは、2030年からレベル5の完全自動運転の1人乗りタクシー(ロボタクシー)を走行させるという計画を立てています。
(参照:完全自動運転の1人乗りタクシー、広島のベンチャーが展開へ | 自動運転ラボ)
ちゅうぎんフィナンシャルグループ(証券コード:5832)
ちゅうぎんフィナンシャルグループの子会社・ちゅうぎんキャピタルパートナーズは、2022年設立のスタートアップ企業・KGモーターズに出資しています。
(参照:2025年に超小型モビリティ量産販売を目指すKGモーターズ、プレシリーズAラウンドにて3.8億円の資金調達を実施 | KGモーターズ株式会社のプレスリリース)
KGモーターズは、2030年からレベル5の完全自動運転の1人乗りタクシー(ロボタクシー)を走行させるという計画を立てています。
(参照:完全自動運転の1人乗りタクシー、広島のベンチャーが展開へ | 自動運転ラボ)
京セラ(証券コード:6971)
京セラは2024年7月、傘下のファンドを通じてTuring(チューリング)に出資したことを発表しました。
チューリングは、レベル5の完全自動運転車の実現を目指すスタートアップ企業です。
京セラの発表したプレスリリースによると、京セラはチューリングに対してモビリティ領域で培ってきたセンサーや部品などの開発資産を提供する、とのことです。
(参照:Turing(チューリング)株式会社への出資について | ニュースリリース | ニュースルーム | 京セラ)
将来チューリングの自動運転車が実用化した場合、京セラ製の部品がチューリングの自動運転車に採用される可能性があります。
西日本フィナンシャルホールディングス(証券コード:7189)
西日本フィナンシャルホールディングス傘下のNCBベンチャーキャピタルは、2022年設立のスタートアップ企業・KGモーターズに出資しています。
(参照:2025年に超小型モビリティ量産販売を目指すKGモーターズ、プレシリーズAラウンドにて3.8億円の資金調達を実施 | KGモーターズ株式会社のプレスリリース)
KGモーターズは、2030年からレベル5の完全自動運転の1人乗りタクシー(ロボタクシー)を走行させるという計画を立てています。
(参照:完全自動運転の1人乗りタクシー、広島のベンチャーが展開へ | 自動運転ラボ)
神鋼商事(証券コード:8075)
神鋼商事は、2022年設立のスタートアップ企業・KGモーターズに出資しています。
(参照:2025年に超小型モビリティ量産販売を目指すKGモーターズ、プレシリーズAラウンドにて3.8億円の資金調達を実施 | KGモーターズ株式会社のプレスリリース)
KGモーターズは、2030年からレベル5の完全自動運転の1人乗りタクシー(ロボタクシー)を走行させるという計画を立てています。
(参照:完全自動運転の1人乗りタクシー、広島のベンチャーが展開へ | 自動運転ラボ)
神鋼商事は、KGモーターズへの出資を行う事で、自動車電動化に関連する取引先の多様化のほか、サステイナブルな社会の実現に貢献するビジネスの創出および当社取引先との協業を図りたいと考えている、とのことです。
(参照:神鋼商事株式会社「KGモーターズ株式会社への出資について」)
ゼンリン(証券コード:9474)
ゼンリンは、地図情報の調査・制作・販売を行う企業です。
道路状況、気象情報などさまざまな情報を統合化した地図情報は「ダイナミックマップ」と呼ばれ、レベル5の自動運転を実現するために必要な技術です。ゼンリンの高精度空間データは、ダイナミックマップの基盤のひとつとして期待されています。
(参照:ADAS | 株式会社ゼンリン)
「自動運転レベル5」に関連する投資信託
三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Neo 自動運転」(投信協会コード:03313195)
三菱UFJアセットマネジメントが運用するファンドで、米国の金融商品取引所に上場している、日本を含む世界各国の自動運転関連企業の株式等に投資します。
ベンチマークである「S&P Kensho Autonomous Vehicles Index(S&P Kensho自動運転車指数)」に連動する投資成果をめざして運用を行う、インデックス型ファンドです。
手数料は、次の通りです(2024年6月28日時点)。
- 購入時手数料:ゼロ(ノーロード)
- 信託財産留保額:ゼロ
- 運用管理費用(信託報酬):日々の純資産総額に対して、年率0.792%(税抜 年率0.72%)以内をかけた額
2024年6月28日時点の組入上位10銘柄は、次の通りです。
- 1位:NVIDIA CORP(比率:5.9%)
- 2位:AMBARELLA INC(比率:5.0%)
- 3位:TESLA INC(比率:4.9%)
- 4位:QUALCOMM INC(比率:4.6%)
- 5位:INDIE SEMICONDUCTOR INC-A(比率:4.6%)
- 6位:RIVIAN AUTOMOTIVE INC-A(比率:4.4%)
- 7位:OUSTER INC(比率:4.4%)
- 8位:ANSYS INC(比率:4.2%)
- 9位:MOBILEYE GLOBAL INC-A(比率:4.2%)
- 10位:XPENG INC – ADR(比率:4.2%)
参照:eMAXIS Neo 自動運転 | 投資信託なら三菱UFJアセットマネジメント
三井住友DSアセットマネジメント「グローバル自動運転関連株式ファンド」
三井住友DSアセットマネジメントが運用するファンドで、自動運転技術の進化・普及により、業績拡大が期待される日本を含む世界の企業の株式に投資し、信託財産の成長を目指して運用を行います。
実質的な運用は、リサーチ力に強みのあるニューバーガー・バーマン・グループが行います。
「(為替ヘッジあり)(投信協会コード:79311174)」と「(為替ヘッジなし)(投信協会コード:79312174)」の2つのファンドがあります。
手数料は、次の通りです(2024年4月末現在)。
- 購入時手数料:購入価額に3.3%(税抜き3.0%)を上限として、販売会社毎に定める手数料率を乗じた額
- 信託財産留保額:ゼロ
- 運用管理費用(信託報酬):ファンドの純資産総額に対して年1.903%(税抜き1.79%)程度
2024年6月28日時点の組入上位10銘柄は、次の通りです。
- 1位:起亜自動車(比率:5.5%)
- 2位:エヌビディア(比率:4.6%)
- 3位:ASMLホールディング(比率:3.7%)
- 4位:アプライド・マテリアルズ(比率:3.7%)
- 5位:モノリシック・パワー・システムズ(比率:3.7%)
- 6位:日立製作所(比率:3.6%)
- 7位:アナログ・デバイセズ(比率:3.6%)
- 8位:アンフェノール(比率:3.6%)
- 9位:ケイデンス・デザイン・システムズ(比率:3.3%)
- 10位:ハンミ・セミコンダクター(比率:3.1%)
参照:グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジあり) | ファンド概要 | ファンド | 三井住友DSアセットメントマネジメント
参照:グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジなし) | ファンド概要 | ファンド | 三井住友DSアセットメントマネジメント
コメント