保険の分類

保険の分類

保険には様々な分類の仕方があります。ここでは、保険の分類と、生命保険はどの分類に属するのか、説明します。

公営保険と私営保険

公営保険は、国や地方自治体などの政府が運営する保険であるのに対し、私営保険(民営保険)は、民間会社が運営する保険です。

生命保険は、私営保険(民営保険)です。

公保険と私保険

公保険は社会保障制度の一部をなす(多くの場合、法律で加入が義務付けられている)保険であるのに対し、私保険は個人が任意に加入する保険です。

生命保険は、私保険です。

強制保険と任意保険

強制保険は、法律で加入が義務づけられる保険であるのに対し、任意保険は、保険契約者が任意に加入する保険です。

生命保険は、任意保険です。

相互保険と営利保険

相互保険は、相互扶助を目的とする保険であるのに対し、営利保険は、営利を目的とする保険です。

日本の生命保険には、主に、相互保険会社や共済組合が運営する相互保険と、株式会社が運営する営利保険があります。

 

人の生死傷病などを保険事故とする人保険(じんほけん)と物の滅失・毀損を保険事故とする物保険(ぶつほけん)

 

航海に関する事故によって船や船荷につき生ずる損害を保険事故とする海上保険と陸上の各種保険である陸上保険

 

企業を主な保険契約者とする企業保険と個人を主な保険契約者とする家計保険

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